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免震構法
一般の構造は大きく揺れずに地震に耐える「耐震設計」で設計されていますが、建物の最下部または中間部にゴムと鋼板の積層板で造られた「免震装置」を挟み、ある程度建物を揺らす事で地震の力を免れさせるように考えられたものを「免震構法」といいます。
建物本体の地震力の負担を減らす事ができるので、本来SRC造になる10階建の建物でもRC造とする事ができます。
免震装置の耐用年数は60年以上といわれていますが、まだ実績がなく、定期的に点検する事が義務づけられています。
建物本体はコストが下がる可能性があるものの、トータル的にはコストアップになるのと、免震部分で水平方向にメートル単位で移動する可能性がある為、移動しても壊れないように考えなくてはいけないのが設計上の難点です。 |
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SRC, 耐震壁, RC |
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